名古屋市仕事・暮らし自立サポートセンター | 【2024年9月17日】くらさぽサロンを開催しました

【2024年9月17日】くらさぽサロンを開催しました

みなさんこんにちは。
名古屋市 仕事・暮らし自立サポートセンター名駅です。

9月17日のくらさぽサロンは、
「災害時について考えてみよう」をテーマに開催。

中区社会福祉協議会から講師をお迎えして、
参加者のみなさんと一緒に学びました。

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ここで、災害と防災の違いを確認しておきましょう。

【違い辞典】より一部抜粋

災害と防災は、共通して災害に関連する言葉ですが、異なる意味を持っています。
災害は、自然災害や人災など、予期せずに発生する事態を指します。
一方で、防災は、災害を予防し、
その被害を最小限に抑えるための取り組みや対策を指します。

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まずは、防災○✕クイズで日々の生活にあるリスクを取り上げ、
日常のなかにある災害について学びました。

みなさんもぜひ考えてみてください。
↓↓↓
問題1.
「避難グッズを入れた「非常用持ち出し袋」は急いで食料を入れられるように台所に置いておく。」

問題2.
「大きな地震が起きる中、一番危険なことはガラスが割れてケガをすることである。」

※答えはこの記事の最後に載せておきますので、ぜひ確認してみてくださいね。

 

さて次は、新聞紙でスリッパを作りました。
ビックリするくらい簡単に作れますが、やはり紙なので、歩き回ると崩れます。
あくまでも緊急時のための新聞紙スリッパですので、防災という視点では、
寝具のそばにちゃんとしたスリッパを置いて寝るというのが備えになるそうです。

次は、センターに備蓄している長期保存食のアルファ化米を、
参加者のみなさんに少しずつ試食していただきました。

アルファ化米は熱湯では15分で戻りますが、水で戻す場合は60分かかります。
今回はパッケージの表示通りのお湯の量、15分で戻したものを試していただきました。
アルファ化米を初めて食べるという方がほとんどでしたが、
「美味しい」と言われていました。
ただし、災害時にはお湯も沸かせない場合がほとんどだと思います。

アルファ化米を試食しながら、みなさんには「災害の備えチェックリスト」を用いて、
非常用持ち出し袋や家庭での備えについて確認していただきました。

災害に対する備えは「そのうちやろう…」と、つい後回しにしがちですが、
「あのときやっておけばよかった」と後悔する前に、
できることから始めてみませんか。

さて次回のくらさぽサロンは10月15日(火)
ボッチャ部は、10月10日(木)の開催予定です。
くらさぽサロン、ボッチャ部の見学や参加希望の方は、
まずはお気軽に連絡ください。

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防災クイズの答え

問題1.×
非常用持ち出し袋は台所ではなく、すぐに取り出せるように玄関など家の出入り口に近い場所に置いておきましょう。

問題2.×
大きな地震で負傷した人の約40%から60%が家具が倒れたり、上から落ちてきた物によってケガをしています。