名古屋市仕事・暮らし自立サポートセンター | 【7月11日】高齢者疑似体験とお仕事体験に参加しました

【7月11日】高齢者疑似体験とお仕事体験に参加しました

みなさん、こんにちは。
名古屋市 仕事・暮らし自立サポートセンター名駅です。

7月11日(水)、大型デイサービスセンター サンサン リゾート新栄で行われた
「ちょっとした仕事体験」に当センターの利用者さんが参加されました。

「ちょっとした仕事体験」は、社会福祉法人サンライフ/サン・ビジョン様が、
当センターなどの就労支援機関を利用いただいている方などを対象に、定期的に開催されているものです。

介護の仕事に興味がある方をはじめ、「介護の現場ってどんな風なのか、見たことや聞いたことも無い」という方も参加できる企画です。
今回は介護ベッドのシーツ交換と高齢者疑似体験等をさせていただきました。

先ずは二人組になってフラットなシーツのコーナーを三角に折り込む“三角折り”をレクチャーしていただきました。
“三角折り”と呼ばれる方法は、シーツがずれにくくなり、介護ヘルパーの講座などでも必須の技術だそうです。
参加者のみなさん、最初は手つきもぎこちない様子でしたが3回ほど繰り返し体験させていただくことにより、
マットの隅にキレイな“三角折”が出来るようになりました。

続いて、重りなどを装着し、杖をつきながらの、高齢の方の疑似体験です。
少し先にある椅子まで歩いて、一度座ってから、また元の位置に戻ってくるという動きをする予定が、
「歩けない。」「椅子まで行けない。」と途中でリタイアする人も。

利き手に軍手を3枚重ね、箸で豆を掴む体験では、利き手でない方の手に軍手をして同じく豆を箸で掴んでみますが、
こちらでも悪戦苦闘していました。

聴覚が落ちている方や、緑内障などで視野が狭くなっていたり、
色彩が分かりにくくなっている方の疑似体験もさせて頂きました。

みなさんの疑似体験している様子を見学し、またサンサンリゾート新栄を運営されている
社会福祉法人サンライフの研修センターからお越しくださった先生のお話を伺うことで、身体に不自由があると、
歩くのも大変なことがわかり、外に出るのも億劫になる気持ちが、少しわかりました。

介護のお仕事に就かれる方はもちろんのこと、介護の問題はどの家庭にも起こりうることですので、
体験して知っておくと高齢の方への接し方が違ってくるのだろうと感じました。
利用者さんにも支援員にも、介護の仕事を身近に感じられる良い機会になりました。ありがとうございました。